自然の中のもう1つの家を提供するサブスク「SANU 2nd Home」運営のSanuが8.5億円を調達 ー ウェイティング登録者数は3,600名超

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セカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」を運営する株式会社Sanuは、SBI インベストメント、三井不動産のコーポレートベンチャーキャピタル、GOLDWIN PLAY EARTH FUNDなどを引受先とした第三者割当増資を実施し、総額8.5億円を調達したことを発表した。
シリーズAラウンド調達総額は約19億で、創業からの累計資金調達額は不動産開発資金、融資を加えて約50億円となる。

自然の中で営むためのもう一つの家を提供

「SANU 2nd Home」は、月額5.5万円で自然の中で営むためのもう一つの家を提供するセカンドホーム・サブスクリプションサービス。
都市をベースにしながら自然の中に繰り返し通う生活様式を届けるため、賃貸や購入ではない、定額料金で日本国内の様々な拠点に滞在できるライフスタイルを提案する。

2021年11月に白樺湖と八ヶ岳に第一拠点をオープンしたことを皮切りに、現在では初期目標として掲げた7拠点50棟の運営を開始しており、会員は都⼼から約1時間半〜3時間で到着する自然豊かなロケーションの中から好きな拠点を選択し、滞在することができる。
現在会員枠は満席となっており、枠が増え次第案内する「ウェイティング登録」のみ受け付けている状況で、ウェイティング登録者数は3,600名を突破しているとのこと。

滞在先には独自に開発した環境配慮型建築である「SANU CABIN」を展開しており、デザインと機能を充実させながらも環境負荷を最小限にすべく、建築設計・施工のパートナー企業であるADX社と共同で開発した施設となっている。
滞在の予約やチェックイン・チェックアウト、クレジットカード決済は全て会員専用アプリで行うことができ、施設は無人運営を実現している。

今回調達した資金は、さらに拠点開発を加速・会員枠を増やすと同時に採用の強化に充てるとしており、2年後には首都圏周辺を中心に20拠点200棟へ、2028年までには全国、そして海外への拡大を計画しているとのことだ。

株式会社Sanuのメンバー

SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)
https://2ndhome.sa-nu.com/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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