ブランド腕時計のサブスク「KARITOKE」が5周年 ー 累計会員数は4万人を突破

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ななし株式会社が展開するブランド腕時計レンタルサービス「KARITOKE(カリトケ)」は、2022年6月21日に5周年を迎えた。累計会員数は4万人を突破している。

ブランド腕時計を月額定額料金でレンタルできる「KARITOKE」

「KARITOKE」は、ロレックスやウブロなどのブランド腕時計やスマートウォッチを月額定額制でレンタルできるサービス。
取り扱いブランド数は50ブランドで、1,300種類以上の時計を扱っている。プランは月額4,378円(税込)から7つの料金設定が用意されており、プランごとにレンタルできる対象商品が異なる形だ。

累計会員数が4万人を突破した「KARITOKE」。利用者の属性は30代〜40代が中心で、営業職(金融・不動産など)、店舗販売、コンサル、士業、経営者など、人と接する職業が多いという。
高額な商品カテゴリという特性から、「いろいろな種類の時計を楽しみたい」「購入する前に自分に合うかどうかを確かめたい」といったニーズに応えるサービスとなっている。

商品調達力が強化され、レンタルだけでなく購入も可能に

当初は自社のみで商品を調達していたが、リース会社との提携や、個人所有者から預かりレンタルする「KASHITOKE」を開始(※現在は新規受付停止中)したことから、商品調達力が強化され、現在では幅広い商品を取り扱う。

また、当初はレンタルのみのサービス形態だったが、レンタルした腕時計をそのまま購入できるサービスも開始し、試してから購入することが「KASHITOKE」内で完結するようになるなど、借りるだけでなく「買う」「売る」「貸す」「直す」もカバーするプラットフォームになっている。

「KARITOKE」の事業責任者である小川氏は今後の計画として以下をコメントしている。

「大きな構想としては、腕時計を購入する前に、高い買い物を失敗させないためにKARITOKEが購入前の1ステップの役割を担い、購入前のお試し利用(お試しレンタル)を浸透させることです。腕時計の市場は新品・中古を合わせて年間約1兆円の規模がありますが、高額商品であるからこそ、購入のハードルが高くなっている側面もあります。お客さまのニーズとしても、市場の構造としても、KARITOKEが購入のハードルを下げる役割を果たすことで、腕時計市場をより活性化させることができると考えています」

「KARITOKE」が市場活性化の潤滑油となるような、さらなる存在感を発揮することが今後も期待される。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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