楽天グループ、パナソニックHD、西友の3社は、自動配送ロボットを活用した配送サービスをつくば市内で5月28日より開始することを発表した。
「西友つくば竹園店」で取り扱う商品をつくば駅周辺の約1,000世帯を対象に、公道走行により最短30分で配送する。サービスが提供されるのは、5月28日(土)~7月30日(土)の毎週土曜日の計10日間。
注文から最短30分で配送
新たに開始する配送サービスは、「西友つくば竹園店」で取り扱う商品を、注文から最短30分で届けるサービス。
生鮮食品、冷蔵・冷凍商品、お弁当・お惣菜を含む飲食料品や日用品など2,000点以上の商品が注文可能で、手数料は110円(税込)で利用できる。商品のピックアップは店舗スタッフが行う。
注文は、楽天が自動配送ロボットやドローン配送のために開発したスマートフォン向け専用サイトから行い、配送中は自動配送ロボットの位置情報や到着予定時刻を確認できる。指定場所まで到着した際には、自動音声の電話やSMSで知らせてくれる形だ。
今回採用された自動配送ロボットは、パナソニックHDが開発した「X-Area Robo(クロスエリア ロボ)」。つくば市から約60km離れた「Panasonic Laboratory Tokyo」から遠隔監視・操作のもと自動走行される。
つくば市は、楽天とパナソニックグループも参画する「つくばスマートシティ協議会」を組成し、ロボティクスとデータを活用した最先端技術とこれに対応する施策を連携させ、誰もが安全、便利で快適に暮らせる、持続可能な市民中心のまちを形成するスマートシティの実現に取り組んでいる。