家具のサブスク「subsclife」のソーシャルインテリアが約22億円を調達

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家具・家電のサブスクリプションサービス「subsclife(サブスクライフ)」を展開する株式会社ソーシャルインテリアは、既存株主のサイバーエージェント・キャピタル、みずほキャピタル、新規引受先としてJICベンチャー・グロース・インベストメンツを引受先とした第三者割当増資と金融機関からの融資により、総額約22億円の資金調達を実施したことを発表した。

「よいものを長く使う、循環社会の実現」を推進

ソーシャルインテリアが展開する「subsclife」は、2018年3月に開始した新品の家具や家電を月額定額料金でレンタルできるサービス。利用期間は3ヶ月〜24ヶ月で自由に設定でき、期間を長くするほど月額利用料が安くなる。期間終了後は、購入・継続・返却のいずれかを選ぶことができ、購入する場合は、支払い済みの合計月額利用料と商品小売価格の差額を支払う形となる。

なお、24ヶ月レンタルを続けても商品小売価格は超えない月額利用料が設定されているため、レンタルで支払った分が無駄にならない仕組みとなっており、好きなだけ試して購入するかを決めることができる。

2021年1月には、アウトレット・リユース家具のオフプライスマーケット「subsclife オフプライス(旧:subsclife SHARE)」を開始。倉庫に眠っている家具や廃盤などの理由で通常の市場で販売できない商品などを扱っている。
また、BtoB事業として、オフィス構築支援事業も行っており、新品家具のサブスクや中古家具を活用し、オフィス作りの提案を行う。

今回の調達により、「subsclife」と「subsclife オフプライス」のシェア拡大を図るとともに、家具を所有せずに利用する選択肢と、家具の再利用を促し、家具の循環型社会づくりの実現に向けた施策を加速していくとのことだ。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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