株式会社ローソンストア100は、10分で届ける宅配スーパーを展開する「OniGO(オニゴー)」との協業を2月25日から開始した。すでに展開しているUberEatsよりも早い配送手段として、新たな顧客層の開拓を見込む。
ピッキングはOniGOが行い即時配送を実現
「OniGO」は、注文から10分で食料品や日用品を届ける宅配専門スーパー。2021年8月に東京目黒区にオープンしたことを皮切りに現在は都内に3箇所の配送専用の店舗を設けている。
店舗から2km圏内という狭い配送エリアを設定するかわりに、約10分で届ける即時配送を実現している。
今回の協業により、新たに「OniGO」アプリからローソンストア100の商品が注文可能になる。2月25日からローソンストア100中野中央店で実証実験を開始し、店舗から2km圏内の利用者にはローソンストア100の商品が自動で表示されるようになっている。
注文が入ると店舗近くに常駐する「OniGO」スタッフがピッキングし、自宅まで届ける。
ローソンストア100はすでに、128店舗で「Uber Eats」を導入しているが、配達時間だけでなく、商品数やピッキング対応などに違いがあり、これまでとは違う客層へリーチすることを見込む。
今後は、3月に2店舗目を予定しており、3年後には100店舗規模への拡大を目指す。