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食品ロス削減サービス「TABETE」運営のコークッキングが1.1億円を調達

食品ロス削減サービス「TABETE(タベテ)」を運営する株式会社コークッキングは、KIBOW社会投資ファンド、SMBCベンチャーキャピタル、山口キャピタル、のとSDGsファンドを引受先とした第三者割当増資を実施し、総額1億1,000万円を調達したことを発表した。累計資金調達額は約3.8億円となる。

フードロス削減に貢献できるフードシェアリングサービス

「TABETE」は、パン屋をはじめとする中食・飲食店舗で、まだおいしく安全に食べられるのに、売り切るのが難しい食事を「レスキュー(購入)」できるフードシェアリングサービス。
掲載店舗は、作り過ぎてしまったパンやお惣菜、予約のキャンセルなどが出た際に、「TABETE」にレスキュー依頼という形で出品することができ、利用者は近隣店舗などから出品されている商品を確認し、購入することができる。
通常の販売価格より安く出品されるため、お得でありながらフードロス削減に貢献できるサービスとなっており、決済もアプリ上で先に済ませるため、店頭での受け取りもスムーズだ。

掲載店舗は大手チェーン店も含め約2,000店舗で、登録ユーザー数も49万人を突破。流通額の前年同月比では292%の成長になっているとのことだ。

今回調達した資金は、組織(開発体制・セールス体制・マーケティング体制)の強化、「TABETE」のサービス改善、新規店舗・新規ユーザー獲得、既存ユーザーのエンゲージメント向上のためのセールス・マーケティング強化にあてるとしている。


TABETE(タベテ)
https://tabete.me/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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