お花のサブスクリプションサービス「bloomee(ブルーミー)」を展開するユーザーライク株式会社は、ジャフコ グループ株式会社、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、農林中金キャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額21億円を調達したことを発表した。累計調達額は40.3億円になる。
また、同社は2022年1月1日付で株式会社Crunch Styleからユーザーライク株式会社に社名変更している。
お花を飾る習慣のなかった人が利用
「ブルーミー」は、定期的にお花を届けるサブスクリプションサービス。2016年6月にサービスを開始し、現在は10万世帯以上に利用されている。同社によると「今までお花を飾る習慣が無かった」利用者が約8割に及ぶという。
プランは550円(+送料)から用意されているほか、お花は専用のケースに入れられてポストに届けられるため在宅の必要がなく、その点が敷居の低さにつながっていると思われる。
お花は提携する200店舗以上の生花店から直接届けられ、周期は毎週か隔週から選択できる。
ユーザーライクは今回の調達に関して、「更なる顧客拡大、プロダクト体験の強化、サスティナブルな仕組み作りの推進強化、toBやギフト事業の本格化を目指します」とコメントしている。社名変更に関しても、花以外のカテゴリーへの事業拡張を見据えてのものだという。
bloomee(ブルーミー)
https://bloomeelife.com/