株式会社ワールドは、同社が展開するファッション通販サイト「WORLD ONLINE STORE(ワールド オンラインストア)」において、株式会社バニッシュ・スタンダードが提供する「STAFF START(スタッフスタート)」を導入したことを発表した。
これにより全国のスタッフがコーディネートやレコメンドを発信する「STYLE SNAP(スタイル スナップ)」を新たに展開する。まずは「UNTITLED」「INDIVI」などの35ブランド、およそ1,500店舗に導入し、順次拡大予定としている。
投稿したコーディネートの反響を可視化
「STAFF START」は、専用アプリを通じて、コーディネートやレビューの投稿によるオンライン接客を可能にするサービス。それらの投稿経由でどのぐらいEC売上やPVが発生したかを可視化するため、店舗やスタッフ個人の評価に利用することができる。
現在の利用ブランド数は1,600を超え、2020年9月から2021年8月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通総額は、1,200億円を突破しているという。
今回ワールドが導入した主な機能としては、店舗スタッフが撮影したコーディネート写真に商品情報を紐づけ、自社ECサイトやSNSなどに投稿できる「コーディネート投稿機能」と、店頭で接客するスタッフが、QRコードでECサイト上の商品情報を共有できる「QRメモ機能」の2つをあげており、今後機能は拡充していく予定とのこと。
ワールド グループ執行役員 デジタルリテール事業本部 本部長 池上貴尉氏は、「店頭で働くドレッサー(販売員)自らがコーディネートを伝え、お客様と双方向でコミュケーションができる仕組みを拡大する為に、今回の導入に至りました。ワールドグループならではの幅広いテイストのブランドから、お客様はこれまでの店頭体験に加えて『STYLE SNAP』で新しいファッションとの出会いを楽しんでいただけます。魅力ある商品を軸に、デジタルと店頭、お客様を繋いでいきます」とコメントしている。
STYLE SNAP(スタイル スナップ)
https://store.world.co.jp/snap-search.html