イオンは、イオングループ各店約10万台のレジにタッチするだけで支払いが完了するVisaのタッチ決済を導入することを発表した。2019年3月から2020年3月にかけて順次導入する。
タッチするだけで決済が完了するクレジットカード
Visaの「タッチ決済」は、レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカードをタッチするだけで支払いが完了する機能。サインや暗証番号が不要なだけでなく、店員にクレジットカードを渡す必要もないため、スピーディーに決済が完了する。
日本を含む世界70以上の国と地域で展開されており、イオンはオリンピックに向けて訪日観光客も見据えて決済手段の拡充を図る。
イオンは、国内で約2800万枚発行するクレジットカード「イオンカード」を展開しているが、Visaブランドのイオンカード全券種(一部交通系提携カードを除く)を2018年9月から半年間かけて順次Visaのタッチ決済機能を搭載したクレジットカードに切り替える。
Visaのタッチ決済の普及も進みそうだ。