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スタートトゥデイ、プライベートブランドは年内に展開 ー 差別化は“究極のフィット感”

スタートトゥデイは、2018年3月期第2四半期の決算説明会において、準備を進めていたプライベートブランドを年内にローンチすることを発表した。差別化は「究極のフィット感」で、ベーシックアイテムを展開する。

差別化は「科学やテクノロジーで実現する究極のフィット感」

新たに展開するプライベートブランドは、国内で年内にローンチするほか、海外展開に関してもアメリカとドイツを皮切りに来春より順次スタートする予定。アメリカとドイツには現地法人を設立済みで、すでに現地スタッフも雇用しているとのこと。
ブランド名は後日発表とのことだったが、ブランドの特徴に関していくつか明らかにされた。展開するアイテムは誰もが持っているような超ベーシックアイテムで、グローバルの最高水準で高品質かつ低価格を実現したものとなる。販売はZOZOTOWNのみで行う。
差別化は「科学やテクノロジーで実現する究極のフィット感」としており、これを実現するための機械設備に約9億をすでに投じたとのこと。「おそらくアパレルが使ったことがない機械」(代表の前澤氏)とのことだった。テクノロジーにはIoTの技術も含まれている。
「ZOZOTOWNで扱う他ブランドと競合しないか?」という疑問に関しては「(販売データを活用して)売れているものをそのままコピーして売るような事はしない」「デザインや価格面で競合しないようにする」というスタンスを語った。
事業規模としては、「ZOZOTOWNに続く第二の収益の柱を目指し、数年内にZOZOTOWNの事業規模を超えたい」という力の入れようであることも明らかにした。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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