7月に業務提携することを発表したセブン&アイ・ホールディングスとアスクル。その両社が共同で展開する生鮮EC「IYフレッシュ」を11月28日にオープンすることを発表した。まずは東京の新宿区と文京区を対象にサービスを開始する。
その他にも、セブン&アイが運営する「omni7」とアスクルが運営する「LOHACO」の相互送客も11月16日からはじめる。
オープン時には5,000種類の品揃えに
新たにオープンする「IYフレッシュ」は、家事や仕事・育児に忙しい、都市部の30代~40代の女性をメインターゲットにして展開するもので、精肉・青果・鮮魚を取り扱うほか、従来のネットスーパーとは異なる品揃えとして、オリジナルミールキットや加工済み食材も取揃える。オープン時には5,000種類の品揃えになるとのことだ。
ほかにも、毎日の献立や買い物リストを考える手間をなくすためのサービスとして、「レシピ食材をまとめて購入できる機能」や「1分レシピ動画」なども展開する。
「LOHACO」が提供する1時間単位指定配送「Happy On Time」を活用することで、14時までの注文で翌日9時~翌々日22時に、14時以降23時までの注文で翌日16時~翌々日22時に届ける。時間内では1時間単位で指定が可能だ。
4,500円以上の注文で配送手数料は無料。それ未満の場合は配送手数料として350円(税込)がかかる。
サービス開始時には、東京の新宿区と文京区のみが対象エリアとなるが、2018年5月頃から東京西部・北部、2018年中には東京23区、2020年秋頃には首都圏に拡大させる計画だ。