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ローソン、オフィス内コンビニ「プチローソン」を東京23区でサービス開始

ローソンは、オフィス内で菓子やカップ麺などをセルフ販売する設置型オフィス内コンビニ「プチローソン」を7月3日から東京23区で先行して展開する。
交通系電子マネーに対応しており、キャッシュレス化を実現している。

電子マネーに対応し東京23区で展開

ローソンでは、手軽にオフィスで食品などを購入できるサービスを、実験として6企業で導入してきたが、これまでは現金型での提供だった。今回、交通系電子マネーに対応し、東京23区を対象にサービスを開始する。
「プチローソン」は、お菓子を中心とした品揃えとなっており、商品はローソン側がセレクトして展開する。従業員は、お菓子BOXにある商品をバーコードリーダーで読み取り、決済時に電子マネーをかざすことで購入することができる。なお、今回の電子マネーの対応により、現金での購入は不可となっている。
現金の取り扱いがないことでお釣りの問題がなくなるため、実店舗と同じ価格設定や、様々な価格帯の商品の販売が可能となり、展開しやすくなった。
企業には標準でお菓子BOXとセルフレジが提供されるほか、オプションで冷蔵庫や簡易版のコーヒーマシンの設置も可能とのことだ。設置費用などはかからず、企業は電気代と水道代の負担のみで利用できる。

今回、ブリッジ・モーション・トゥモロー社が開発した無線セルフレジを採用し、SuicaやPASMOなどでの決済を可能にしている。商品の販売や管理、物流に関してもブリッジ・モーション・トゥモロー社が行う。補充頻度は2週間に1回程度とのこと。
7月末までに約100ヶ所への導入を予定しており、将来的にはフランチャイズ加盟店からの配送なども検討していく。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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