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BASE、店舗や個人間での決済が可能な専用スマホアプリ「PAY ID」を提供開始 ー QRコードを活用

オンライン決済サービス「PAY.JP」を提供するBASEは、店舗や個人間での決済が可能な専用のスマートフォンアプリ「PAY ID」の提供を6月27日より開始した。

QRコードを読み取って店舗での決済が可能に

「PAY ID」アプリは、QRコードを用いた店舗での決済や個人間決済が可能になる専用のスマートフォンアプリ。店舗側がデバイス上に表示もしくは印刷したQRコードにかざすことで決済することができ、店舗は新たな専用機器などを用意することなく導入できるサービスとなっている。
利用者は、あらかじめ「PAY ID」にアカウントを開設し、クレジットカードを登録しておくことで利用できる。決済時には商品ごとにQRコードを読み込む形となる。
店舗は「PAY.JP」のクレジットカード決済を導入する必要があるが、ウェブに詳しくない場合はネットショップ作成サービス「BASE」を利用することで、「PAY ID」の決済を簡単に導入することもできる。
決済手数料は、「PAY.JP」もしくは「BASE」に準ずる形で、2.59%〜となっている。なお、購入者に手数料はかからない。

QRコードはそれぞれの管理画面から発行することができるが、商品は1点1点登録する必要がある。
個人間決済は、物品の販売もしくはイベントの参加費用など、決済の対価が証明できる場合にのみ利用できるもので、請求時には請求内容を証明するための写真(商品の写真など)のアップロードが必要となる。
請求する際は、アプリで情報を入力して送信することで、相手に通知が届く仕組みとなっている。個人間決済の支払い限度額は3万5,000円、月間10万円に設定されている。決済手数料は請求側に発生する想定だが、2017年12月末までは無料で提供するとのこと。


ショッピングアプリ「BASE」
iOS版 / Android版

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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