STORES.jpは、株式会社Village Vanguard Webbedが提供する「ヴィレッジヴァンガード」と共同で「ヴィレッジヴァンガードマーケット」を4月4日にオープンすることを発表した。
「ヴィレッジヴァンガード」は「遊べる本屋」をキーワードに、書籍や雑貨などを独自の視点でセレクトし販売するショップ。現在は全国に420もの店舗を展開しているが、品揃えの権限は店鋪に委譲しているため、店舗ごとに品揃えが異なり、ユニークな商品が見つかる独創的な空間が人気だ。
「ヴィレッジヴァンガード」の大きな特長の一つは、他にはないユニークなアイテムが販売されていることだが、一方で、個人のクリエイターなどが発案・制作したアイテムの掘り起こしが課題となっていた。「STORES.jp」では個人のクリエイターやデザイナーのストアオーナーが増加しており、こうした「ヴィレッジヴァンガード」のニーズと合致したため、今回の協業に至った。
人気商品には店鋪に並ぶチャンスも
「ヴィレッジヴァンガードマーケット」の開始により、より多くの個人クリエイター、デザイナーに、自身のアイテムを露出・販売する機会を提供し、「ヴィレッジヴァンガードマーケット」で売れている商品を、ヴィレッジヴァンガードのネット通販、及びリアル店舗に並べて販売するといった仕組みを実施する予定だ。
「ヴィレッジヴァンガードマーケット」に商品を出品するには、まずSTORES.jp にてオンラインストアを開設し、プロモーション機能のスイッチをオンにすることで、自動的に商品が露出され、販売ができる状態となる。ヴィレッジヴァンガードが指定するカテゴリーの商品が対象になるとのこと。
利用料は無料で、「ヴィレッジヴァンガードマーケット」経由で商品が購入された場合は、手数料として販売価格の10%が発生する。
STORES.jpはハンドメイドを扱う「ユザワヤマーケット」、ファッションを扱う「ZOZO MARKET」をすでにオープンしており、3月には同人誌を扱う「とらのあなマーケット」とリサイクルアイテムを扱う「PASS THE BATON MARKET」のオープンも予定している。今回の発表で、STORES.jpとの連携が前提となっているサービスは5つ目となる。
ヴィレッジヴァンガードマーケット
https://market.village-v.co.jp/