LINEは3月6日、「LINE MALL」のiPhoneアプリをリリースした。春のグランドオープンに先立つプレオープンの位置づけとなる。今回のリリースにあわせ、これまで10%かかっていた販売手数料をすべて無料にした。
また、3月7日からLINEだけの特別なセールを毎日開催する。セール商品は新たに追加された「セール」カテゴリで確認できるほか、アプリやLINEの「LINEセール公式アカウント」を通じて、登録者にプッシュ通知を行う。
LINE MALLは、昨年の12月20日よりAndroid版を先行して公開していたが、今回iPhone向けにも一般公開された。
現在はプレオープン版の位置づけで、誰でも出品できる商品は中古のみとなっており、新品を出品する場合はストア登録が必要だが、まだ受付は開始していない。
出品・決済手数料は無料、販売手数料も無料化
「LINE MALL」の出品、決済の手数料は無料。いままでは商品が売れた際に10%の販売手数料が発生していたが、今回のリリースにあわせ無料となった。過去にLINE MALLで商品を販売して販売手数料が差し引かれた人も、その分の販売手数料は払い戻しすとのことだ。購入者の手数料は変わらず発生しない。
安全に取引ができるよう決済代行サービスにも対応。商品代は一旦LINE MALLに預け、商品が届いてから相手に支払われる。
決済は、クレジットカード決済(VISA、MASTER)・コンビニ支払い・Pay-easyが利用可能。購入代金の1%がポイントとして貯まる。
リリースされたiPhoneアプリ画面を紹介
アプリを立ち上げた最初の画面。全商品送料込みであることや、出品が2分で完了できることが紹介されている。友達とつながらなくても利用できるので、買った商品が知られてしまうようなことがないとのこと。
商品を購入したり、出品したりする場合はLINEアカウントでのログインが必要になる。商品を閲覧に関してはログインしなくても可能。
登録時にIDを設定する。タイムラインに投稿すると100ポイントがプレゼントされる。
ホーム画面には商品がカテゴリごとに並ぶ。カテゴリは、ウィメンズ、メンズ、キッズ・ベビー、インテリア雑貨、デジタル、おもちゃ、ホビー、食、ビューティー、アクティビティと豊富で、Android公開時にはなかったセール、注目、エンタメなどが新たに追加されている。スワイプでカテゴリを切り替えてみることができる。
出品されている商品の詳細画面。商品の状態や、料金、配送方法、ブランドなどを確認できる。
決済は、クレジットカード決済(VISA、MASTER)。コンビニ決済、Pay-easy決済が用意されている。
こちらは出品画面。誰でも出品できるのは、中古商品のみ。ストア登録はまだ受付を開始していない。不正な出品物がないか随時チェックされるとのことだ。
iPhone版の登場で一気に対象者が拡大するが、無料化によってより多くの注目を集めることになりそうだ。5000万人のLINEユーザーをどれだけ取り込めるかに注目だ。
LINE MALL公式サイト
https://mall.line.me/
LINE MALL / LINE公式ショッピングアプリ
価格: 無料