オフィス向けに食べきりサイズの野菜を届ける「OFFICE DE YASAI(オフィスデヤサイ)」を運営するKOMPEITOは、ニッセイ・キャピタル、ツネイシキャピタルパートナーズ、NOS Venturesほか個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額1.5億円を調達したことを発表した。
調達した資金で顧客基盤や商品・サービスの強化を図る。
オフィスで手軽に野菜を食べられる環境を提供する「OFFICE DE YASAI」
「OFFICE DE YASAI」は、オフィスでそのまま食べられる新鮮で旬な野菜や果物を毎週定期的に届けるサービス。届けられた野菜は、無料で貸し出す冷蔵庫で保管され、従業員が食べた分だけ料金が発生する仕組み。導入費用や基本料金はかからない。
野菜は1パック100円〜200円程度、バターやディップは10円〜30円程度で販売する。企業が代金の一部を負担するプランや、企業もしくは社員が全額を負担するプランなど柔軟に選ぶことが可能だ。
サービス開始当初は加工が不要なミニトマトやミニパプリカなどの野菜に限られていたが、スティック野菜やカットフルーツの提供も開始している。
2017年には、食事にできる「カラダ満足パワーサラダ」の取り扱いも開始。こちらは1パック700円で販売している。
利用企業数は累計400社。毎月数万パックの野菜・果物を届けているとのこと。まずは顧客数1000社規模を目指すとしている。