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イケア、オンラインストアを4月から本格展開 ー 2018年内に物流拠点も拡張

2006年4月に日本進出第一号店として「IKEA 船橋(現在はIKEA Tokyo-Bay)」をオープンしてから間も無く11年。これまで一貫して店舗販売にこだわってきた同社がオンラインストアの本格展開をいよいよ開始する。
イケア・ジャパンは、今年の1月から九州エリアで試験提供していた「IKEAオンラインストア」の対象エリアを4月から一気に拡大する。現在全国に9店舗展開しているイケアストアの周辺エリアを対象に順次サービスを開始する。

いよいよオンラインストアを本格展開

「IKEAオンラインストア」は、イケアのウェブサイトでショッピングリストに追加した商品を、配送もしくは店頭受取で注文できるサービスだ。まずは全国に9つある各店舗から発送する形でサービスを提供するため、それぞれの店舗が配送可能な範囲が対象エリアとなる。そのため、在庫に関しても各店舗の状況に依存する。
4月の全店舗対応に先駆けて、1月27日からIKEA福岡新宮とIKEA熊本Touchpointで試験提供を開始したほか、3月1日からIKEA仙台でもサービスを開始した。
各店舗がどの程度の範囲に配送するかは現時点では発表されていないが、IKEA福岡新宮とIKEA熊本Touchpointの2店舗を合わせた対象エリアは福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県(一部地域を除く)までとなっている。
現在、配送料金3,990円から、店頭受取は手数料990円でサービスを提供しているが、4月に新料金が改めて発表される予定だ。これによりもう少し注文しやすい料金設定になるものと思われる。
今後は愛知県弥富市にある物流拠点を、オンラインの重要拠点として2018年内に拡張することも決定しており、ここを拠点としてさらなるエリア拡大が予定されている。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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