
戸建住宅用宅配ボックス「COMBO」(ミドルタイプ)
約100世帯を対象に実証実験を実施
パナソニックは2016年11月より、福井県あわら市在住で共働きの103世帯を対象とした「宅配ボックス実証実験」を開始し、2016年12月の結果をまとめた中間報告を発表した。(宅配ボックスは11月から順次設置)再配達率は実証実験を開始する前月である10月に49%だったのが、12月には8%となっており、回数にして299回分、労働時間にして約65.8時間分の再配達を削減することができたという。
10月(開始前) | 12月(モニター103世帯) | |
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再配達率 (受取り荷物総数に占める再配達の件数の割合) | 49% | 8% |
再配達削減回数/総配達数 | 0回/583回 | 299回/761回 |
再配達削減による宅配業者の 労働削減時間想定値※1 | 0時間 | 約65.8時間(1回あたり約13分に相当) |
再配達削減によるCO2削減量想定値※2 | 0kg | 約137.5kg(1回あたり約0.46kgのCO2削減に相当) |
その他にも、対応していない冷蔵・冷凍の荷物や大きな郵便物などが宅配ボックスを使用できなかった理由としてあがっている。
原因項目 | 回数 |
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宅配業者がボックスに入れてくれなかった | 16回(28%) |
ボックスがいっぱいだった | 14回(24%) |
冷蔵・冷凍 | 14回(24%) |
大きすぎて入らなかった | 6回(10%) |
