楽天は、空き駐車場を貸したいオーナーと駐車場を探すドライバーをマッチングする駐車場シェアリングサービス「ラクパ」を2月23日から開始した。
まずは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象エリアとしてサービスを提供する。
1年後に1万台の駐車スペース登録を目指す
「ラクパ」は、空き駐車場を貸したいオーナーと駐車場を探すドライバーのマッチングさせるサービス。ドライバーは、登録された駐車場を専用サイトやアプリから事前に予約して1日単位で借りることができる。楽天会員IDでログインすることが可能で、利用金額に応じて1%分の「楽天スーパーポイント」が貯まるほか、利用することもできる。
オーナーは、初期費用や月々の管理費用の負担なしに利用することができる。登録はウェブサイトから可能で、審査後「ラクパ」のサイトに登録される形となる。駐車場が利用されると、駐車場代金の65%が売上金として支払われる形だ。
サービス開始時には東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象エリアとしており、約1,000台分の駐車場スペースが登録されている。まだ個人のオーナーにはアプローチできていないとのことで、サービスを開始したことにより、これから個人による登録が進むことを見込む。
まずは1年後に1万台分の駐車スペースが登録されることを目標としており、今後は関西を皮切りに東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地がある宮城などにもエリアを広げていく考えだ。
今後、楽天グループのサービスとの連携も計画しており、「楽天トラベル」に登録されている施設による駐車場登録や、駐車場が店舗にないケースが多い「楽天ビューティ」の登録施設周辺の駐車場を案内するなどの連携を検討している。