スマートフォン決済サービスを提供するコイニーは、産業革新機構、SBIインベストメント、電通デジタル・ホールディングスを引受先とする第三者割当増資および西武信用金庫からの融資により、総額約8億円の資金調達を実施した。
スマートフォン決済サービス「Coiney」を提供
コイニーは、2013年4月に提供開始したスマートフォン決済サービス「Coiney」を主力事業としており、サービス開始から間もなく4年を迎える。
2016年8月には決済用ウェブページを簡単に作成できる「Coineyペイジ」の提供を開始したほか、2016年9月には、人工知能トランザクションデータを活用した企業評価・融資審査エンジン「Coineyエンジン」のプロトタイプを発表。今後は融資の新しい形を構築するべく各金融機関との提携を目指すとしている。
調達した資金は事業拡大や新サービス提供のために開発およびセールス・マーケティング人員の強化に充てる。
なお、資金調達は2013年10月に総額13億円を調達して以来となる。