アニメ・キャラクターグッズ特化型フリマアプリ「モノキュン!」ー NTTソルマーレが提供

月間利用者数1,000万人の電子コミック・電子書籍配信サイト「コミックシーモア」の運営や海外向けのゲーム事業を手掛けるNTTソルマーレが昨年の9月からフリマアプリに進出している。同社が強みを持つカテゴリに特化することで、激化するフリマアプリ市場で独自のポジションを築く考えだ。

アニメ・キャラクターグッズ特化型フリマアプリ

モノキュン!」は、アニメ・キャラクターグッズ、コスプレアイテム、フィギュアなどの商品を個人間で売買できるフリマアプリ。アニメやアイドルのコアなファンからライトなファンまで幅広い層をターゲットとしている。
出品は無料で、通常は売買が成立された場合のみ販売価格の10%が手数料としてかかるが、現在はキャンペーン中のため3月末までは無料で利用できる。一般的なフリマアプリと同様に、お金のやり取りは「モノキュン!」が仲介し、購入者に商品が届いた後に出品者に振り込まれる。

一般的に、フリマアプリではファッションカテゴリが人気だが、エンタメ・ホビー上位を占める人気カテゴリだ。「モノキュン!」は、そのジャンルに特化することで、一定のユーザーを獲得する考えだ。
現在は高額なものよりも数百円の低単価の商品の売買が多いという。
今後は「コミックシーモア」が持つコネクションを活用し、版権を持つ出版社などと連携し、二次創作物の公認販売なども検討していきたいとのことだ。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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