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Amazon、スタートアップの製品を集めた「Amazon Launchpad」を日本でオープン

Amazon.co.jpは、スタートアップの新製品を専門に扱う「Amazon Launchpad」を1月18日にオープンした。日本だけでなく世界各国の製品を販売し、革新的なスタートアップの製品をユーザーに届ける。
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スタートアップの革新的な製品を集結

「Amazon Launchpad」は、米国で2015年7月28日にスタートアップを支援するグローバルプログラムとして開始され、すでに世界8カ国(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、メキシコ、インド、中国)で提供を開始している。
Amazonは100社以上のベンチャーキャピタル、クラウドファンディング、アクセラレーター、インキュベーターと世界各国で協力しており、現在は1,200以上のスタートアップの製品を4,000以上扱っている。
日本の「Amazon Launchpad」では、ライフ&レジャー、家電・PC・カメラ、ホーム&キッチンの3つのカテゴリを展開しており、日本のスタートアップは、MAMORIO、BONX、VIE STYLE、KAMARQなどの15社以上が参加している。
商品ページでは、写真や動画、テキストで商品が詳しく紹介されているほか、企業の紹介、Q&Aなどが掲載されている。商品一覧ページに動画へのリンクが張られているのも特徴だ。
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「Amazon Launchpad」の商品はマーケットプレイスを通して販売される。スタートアップは「フル フィルメント by amazon」を活用することで、お急ぎ便やAmazonプライム会員への無料配送を提供できるため、配送面で満足度が高いサービスを提供できる。このような水準のサービスを日本だけでなく、海外でも展開できるのは、Amazonならではの魅力となるだろう。
アマゾンジャパンの星健一氏は「スタートアップの皆様は商品を繰り返し露出し、認知度をあげ、起業のストーリーを伝え、お客様からの反応・評価をすぐに受け取ることができる場所を求めています。まさにこれはAmazonがマーケットプレイスで、このLaunchpadで提供できるソリューションなのです。」と語る。
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アマゾンジャパン ディレクター セラーサービス事業本部 事業本部長 星健一氏

少ないリソースでサービスを提供するスタートアップにとっては、商品をユーザーの元に届けるため販路獲得のための営業、販売、在庫管理、梱包、発送などの業務は大きな負担となる。これらの業務の負担を大きく軽減し、革新的な商品を世の中に流通させる大きな手助けとなるだろう。
MAMORIOの増木氏は「大変な業務から解放されて、プロダクト作りに集中できる」とLaunchpadに参加するメリットを語る。
「Amazon Launchpad」に参加を希望するスタートアップは、スタートアップ向けページから申し込むことができる。国内はもちろん、海外で自分たちの製品を展開したいスタートアップは、是非検討してみてはいかがだろうか。
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左から、アマゾンジャパン 星健一氏、代表のジャスパー・チャン、アマゾンウェブサービスジャパン 長崎忠雄氏
イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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