
厳選した日本各地の食材や食器を販売する
オンワードといえば誰もがアパレル事業をイメージすると思うが、実はいまから16年も前になる2000年に日本の食文化を世界に発信することを目的として、日本の伝統的な食と器・和の空間づくりにこだわった、そば懐石レストラン「円」をバリ・サンジェルマンに出店し、現在も運営を続けている。来年の夏にはイギリスに2店舗目を出店する予定とのことだ。そんなオンワードが、「円」のコンセプトをベースにしたオンラインストア「オンワード・マルシェ」をオープンした。こだわりの食と器を集めて販売する、ライフスタイルをも提案するグルメECサイトとして展開する。
当初は国内のみへの発送となるが、次の段階で海外への発送に対応するほか、海外の食材を日本に向けて販売することも計画している。
取り扱い商品のカテゴリーは、「お酒」「お米」「調味料」「おかず・おつまみ」「スイーツ」「水・飲料」「器・キッチン用品」の7種類で、今後段階的にカテゴリーを拡大させる予定。スタート時点では約3,000品目を揃えた。

クリエイティブディレクターにグルメ雑誌の編集長を務める大西健俊氏を起用したほか、食の専門家や食通のファッショニスタなどにキュレーターとして参加している。
