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NECと三井住友銀行、コンビニ支払い時の紙の払込票を不要にする新サービスを発表 ー スマホアプリで表示

NECと三井住友銀行は、2014年に設立した共同出資会社を通じて、スマートフォンアプリを使った新たなコンビニ収納サービスを2017年2月〜3月を目処に開始することを発表した。
コンビニ支払い時の紙の払込票を不要にし、スマートフォンアプリでバーコードを表示して支払えるようにする。
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電子バーコードに関する新技術実用化に向けて2014年に新会社

ブリースコーポレーションは、NECと三井住友銀行が2014年12月に共同出資により設立した企業。電子バーコードに関する新技術の可能性に着目し、サービスの実用化を目的とし、NEC 85.1%、三井住友銀行 14.9%の出資比率で設立された。今後三井住友銀行は出資比率を引き上げる予定だという。
コンビ二収納市場は毎年3~4%伸長しており、2015年度の取扱金額は年間約10兆円、取扱件数は年間約10億件にのぼる。これまで桁数の大きなバーコードをスマートフォンの画面上に表示させると、レジのスキャナで読み取りにくいという課題があったが、それを解消する新技術により、コンビニ収納サービスで標準的に採用されている44桁のバーコードを表示させても、レジのスキャナで正確に読み取ることを可能にした。

紙の払込票を不要にしスマホアプリで代用

これまで公共料金の支払いやネットショップの買い物でコンビニ支払いを選択した際に、紙の払込票をコンビニに持参して支払う必要があったが、この紙を不要にし、スマホアプリで表示したバーコードを提示することで支払えるようにするもの。
公共料金の請求がスマホで受け取れ、未払いの請求や支払い期日などが確認できるようになる予定。2017年2月〜3月を目処にサービスを開始する計画だ。
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今後、家計簿アプリとの連携を始め、様々な業種や業態の事業者やサービスとの連携を進めていく予定。


ブリースコーポレーション
http://www.brees.co.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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