クックパッド子会社のトクバイは、近くのお店のチラシ・特売情報を閲覧できるアプリ「トクバイ」のiPhoneアプリの提供を8月30日から開始した。
Androidアプリに関してはすでに7月19日より提供している。
クックパッドから7月に分社化
トクバイは2013年にクックパッドの新規事業としてスタートした「クックパッド特売情報」を分社化し7月に設立された新会社。サービス名を「トクバイ」とし、新体制のもとアプリの提供を開始した。
「トクバイ」は、スーパーなどが発行するチラシをそのまま閲覧できるほか、店舗ごとの特売情報を素早くチェックできるサービスだ。チラシに掲載されている情報だけでなく、店舗が直接タイムセールやクーポンなどの情報を発信できるため、チラシにはないお得情報も得られる。
クックパッドとも連携しており、掲載商品を使ったレシピがレコメンドされるため、特売商品をチェックしながらその日の献立を考えることも可能だ。
掲載店舗数は2万4,000店舗以上で、登録ユーザー数は2016年6月末時点で600万人を突破している。スーパーマーケットをはじめとして、ドラッグストア、ホームセンター、均一ショップ、クリーニング店、個人商店などの幅広い店舗の情報を提供しており、今後は対象領域を食材以外にも広げていく考えだ。
7割のユーザーが「節約につながっている」と回答
「トクバイ」の利用ユーザーを対象としたアンケートでは、「トクバイを利用して、食費の節約につながっていると感じますか?」という質問に対して、7割以上が「はい」と回答。およそ5人に1人が「月間5,000円以上の節約につながっている」と答えたという。
クックパッドから分社化した「トクバイ」。食材だけでなく様々なカテゴリのお得情報が得られるサービスとして今後の展開が楽しみだ。