コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」を展開するLINEは、現地時間の7月14日にニューヨーク証券取引所(NYSE)、7月15日に東京証券取引所に上場した。
ニューヨーク証券取引所における初日の終値は41.58ドルの値をつけ、公開価格32.84ドルに対して27%高に。東京証券取引所では終値が4,345円となり、公開価格の3,300円に対して32%高となった。
NYSEより
LINEの時価総額は1兆円に迫る規模に
LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」の提供を2011年6月23日に開始しており、2016年3月末時点の月間アクティブユーザー数はグローバルで約2億1,840万人、主要4か国4カ国(日本、タイ、台湾、インドネシア)では約1億5,160万人となっている。
東京証券取引所における初日の終値は4,345円で、時価総額は9,124億1,500万円となり、1兆円に迫る規模となった。時価総額ランキングでは119位となり、関西電力と小田急に並ぶ規模となる。
ニューヨークでは14日にタイムズスクエアで盛大なセレモニーが行われ、巨大広告も展開した。
オープニングベルには、CGO(Chief Global Officer)の慎ジュンホ氏や、CSMO(Chief Strategy & Marketing Officer)の舛田淳氏らが出席した。
オープニングベルでの様子。(LINEより)
その様子はビデオでも確認できる。