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イオン、共通ポイントサービス「WAON POINT」を本格スタート ー ディーン・フジオカを起用したテレビCMも開始

イオンは新たに共通ポイントサービス「WAON POINT(ワオンポイント)」を6月から本格的に開始した。グループが運営する店舗で順次サービスを開始しており、6月23日からは、ディーン・フジオカを起用したテレビCMを全国で放映開始している。
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グループ外にも開放する共通ポイントサービスへ

「WAON POINT」は、イオンが提供する電子マネー「WAON」の利用により貯まり、電子マネーに交換できるポイントサービスとしてこれまで提供してきた。これを6月からグループ共通のポイントサービスとして展開し、夏以降にはグループ外の提携加盟店やオンラインストアでのショッピングでも利用できるよう開放していく。
同時に現金での買い物でもポイントを貯めることができる「WAON POINTカード」の提供を開始した。これまでイオングループで提供してきたカード57種類、延べ会員数約1億人の会員組織を順次統合し、このカードに1本化する。年会費は無料で、200円(税込)ごとに1WAON POINTが貯まる。
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WAON POINT誕生記念イベントに出席したビーチバレーの坂口佳穗選手

まずは、「イオン」「マックスバリュ」「イオンモール」などのグループ各社が運営する店舗より順次サービスを開始し、夏以降にはイオングループ以外の提携加盟店やネットでもポイントを貯められるようにしていく。これと同時に提携企業とのポイント交換も開始し、貯めやすく使いやすいサービスにしていく予定だ。
ポイント交換ができる提携先としては、日本航空(JAL)が2016年度中、インターネットホテル予約の「Agoda.com」、ウォーキングアプリ「RenoBody」「CARADA」が夏頃の提携を予定している。
なお、ネットショップである「おうちでイオン イオンネットスーパー」「イオンショップ」でも夏頃に利用可能になる予定。
買い物だけでなく、モール内をウォーキングする「モールウォーク」の参加者にポイントを付与したり、ペットボトルをリサイクルに出すことでポイントが貯まったりするサービスも展開していく。
イオンは、ポイント発行額の規模を現在の約500億円から、3年後の2018年には1,000億円規模となることを目指す。会員数は2018年時点で6,000万人規模(重複なし)を目標とし、まずはTポイントに並ぶ共通ポイントサービスにしていく計画だ。

イオン「スマートワオン」テレビCM 30秒バージョン

イオン「スマートワオン」テレビCM メイキング


smart WAON(スマートワオン)
https://www.smartwaon.com/pr/pc/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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