VONOVOは、着れなくなった子供服をウェブ上で簡単に交換できるシェアリングサービス「mycle(マイクル)」において、サービス開始から1年間で1万着を超える交換が行われたことを発表した。
着れなくなった服を着れる服に交換
「mycle」は、着れなくなった子供服を着れるサイズの子供服とウェブ上で簡単に交換できるサービス。2015年6月3日にサービスを開始してから、1年間で1万着の交換が行われた。
着れなくなった子供服は同サイズの服5着以上を箱に詰めて送るだけで、交換に必要なチケットやポイントが付与される仕組み。送る際はウェブサイトから集荷依頼することができ、宛名書きが不要で送料もかからない。(mycleが負担)
無料会員と月額会員の2つの会員制度を用意しており、月額1,200円(税込)の会員になることで、子供服が詰まった箱と交換できるウェブチケットを毎月1枚取得することができるほか、着れなくなった子供服をダンボールに詰めて送ることで、チケット1枚とポイントを取得することができる。
無料会員の場合は、ダンボールを送った際のポイント付与のみとなり、200ポイント貯めることで、チケット1枚と交換することができる。(ポイントは送ったアイテムにより付与数が異なる)
ウェブサイトで交換したい服を指定できる
チケットを服が詰まった箱に交換する場合は、ウェブサイトから性別とサイズで検索して、中身を確認しながら箱を選ぶことができる。箱には平均で10.5着が入っているとのこと。
送ってもらう際には、チケット1枚と送料800円が必要となる。サイズは現状60cm〜120cmを扱っており、今後130cmサイズも拡張する予定とのこと。
1年間で1万着ということは、少なくとも月間で100箱ほどのやり取りが行われていることになる。利用者が増えれば増えるほど使い勝手がよくなりそうなこのサービス。子供服という性質上、着れなくなる服がどの家庭でも高サイクルで出ることから、需要と供給のバランスも保たれやすい仕組みと言えるだろう。今後さらなる広がりを見せることになりそうだ。
mycle(マイクル)
https://mycle.jp/