ユニクロは、クリストフ・ルメール氏をパリR&Dセンターのアーティスティックディレクターに起用したことを発表した。パリR&Dセンター発のユニクロの新ラインとして「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」を2016年秋冬に展開する。
ラコステやエルメスのアーティスティックディレクターを歴任
ルメール氏は、これまでラコステやエルメスといった世界を代表するブランドやメゾンのアーティスティックディレクターなどを歴任した人物。昨年10月には、ルメールブランドとユニクロのコラボレーションによる「UNIQLO AND LEMAIRE」の初コレクションを発売し、今年の3月にはラストコレクションとなる2016年春夏コレクションを発売した。
クリストフ・ルメール氏は今回の就任にあたり「UNIQLO AND LEMAIREコレクションの仕事を通じ、ユニクロの商品作りへのこだわり、品質の高さ、チームワークに感心し、いつも良い刺激をもらってきました。今回このチームの一員として世界中の人々の日常着というスケールの大きなユニクロのLifeWearのデザインに携わることに、デザイナーとして大きな挑戦と喜びを感じています。」とコメント。
ユニクロ代表の柳井氏も「UNIQLO AND LEMAIREコレクションを共に進めていく中で、彼のすばらしい才能にいつも驚かされてきました。ユニクロの商品が彼の才能によりどのように進化し、イノベーションを起こすのか本当に楽しみです。」と期待のコメントを寄せている。