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展示会の受発注業務をデジタル化するターミナルが1億円を調達 ー 金融サービスも展開

ファッションブランドの展示会におけるオンラインオーダーシステム「TERMINAL ORDER(ターミナルオーダー)」を展開するターミナルは、ベクトルとオークファンなどを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額1億円を調達したことを発表した。資金調達は今回が初めて。
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展示会の受発注業務をデジタル化する「TERMINAL ORDER」

「TERMINAL ORDER」は、ファッションブランドが行う新作商品の展示会における受発注業務をオンラインで可能にするオーダーシステム。これまで紙やFAXなどを用いて行っていた業務をデジタル化し、スマートフォンやタブレットで行えるようにすることで作業の効率化を実現している。
2014年10月にサービスを開始し、今年の1月には英語版の提供も開始した。現在は170ブランド、5,000バイヤーにより利用されている。5月末に累計流通総額が100億円を突破した。
今後の計画としては、バイヤーページの他言語対応、海外拠点の設立などを予定しており、海外展開の支援を強化。2017年度の海外バイヤーへの流通総額は40億円を目標としている。
また、2016年中に企業間取引の売掛の保証、請求代行、一時的な資金需要を解決する融資などを行う金融サービスの提供を予定しており、2020年までに1,000億円規模の事業に育てる計画。
ターミナルは、年内に導入ブランド数350、利用バイヤー10,000人(うち海外バイヤー1,000人)を目指す。


TERMINAL ORDER(ターミナルオーダー)
https://terminal-order.com/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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