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AirbnbとCCCがパートナーシップ契約を締結 ー 日本流ホームシェアリングをPR

Airbnb Japanとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、「日本流のホームシェアリング」の確立と普及を促進するためのマーケティングにおいて、パートナーシップ契約を結んだことを発表した。
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日本でも急速に利用者が拡大中

「Airbnb(エアビーアンドビー)」は、短期間空き部屋を貸したいオーナーと旅行などで宿泊先を探しているゲストをつなげるマーケットプレイスで、190ヵ国の3万4,000を超える都市や街で展開している。登録物件数は200万件を超え、累計8,000万人(2016年1月時点)がこれまでに利用している。
日本における登録物件は3万5,000件を超えており、昨年は年間で約130万人に部屋が貸し出されたという。
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お気に入りに最も保存されている「街中の隠れ家ツリーハウス(アトランタ)」。こうしたユニークな物件も多い。

両社は今後、CCCのマーケティング力を活用し、「日本流のホームシェアリング」の在り方を啓発していく。
具体的な取り組みとしては、5月27日よりホスト向けの特設サイト「Airbnbホストナビ」を開設したほか、TSUTAYA店舗におけるプロモーションを開始している。(代官山T-SITEは5月27日から、SHIBUYA TSUTAYAでは5月31日から)
また、CCCが展開するオンラインメディアでのプロモーションや、新規ホスト登録時のTポイント付与キャンペーンなどを実施していくとのことだ。
CCC代表の増田宗昭氏は、「訪日外国人の急速な増加や、拡大する空き家など、日本特有の課題解決のためにも、これまでCCCが培ってきたマーケティングノウハウを活かし、日本人のライフスタイルにマッチしたホームシェアリングの在り方を提案していきます。Airbnbは世界的なホームシェアリング・プラットフォームを有するだけでなく、“暮らすように旅をする”という強いコンセプトを持っており、そのベストパートナーとして提携できる事を嬉しく思います。」とコメントしている。
民泊事業の法整備が進む中で、国内においても「Airbnb」が中心的な存在になっていくのか。2017年に向けて動きが活発になっていきそうだ。


Airbnb(エアビーアンドビー)
http://airbnb.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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