社員のランチを充実させることを目的とした食事券を発行できる福利厚生サービス「Ticket Restaurant(チケットレストラン)」を提供するバークレーヴァウチャーズは、新たに電子食事カード「チケットレストラン タッチ」の提供を開始した。
社員に5万店以上で利用できる食事券を発行
「チケットレストラン」は、全国の幅広い飲食店やコンビニで利用できる食事券を企業が福利厚生として社員に発行できるサービス。レストラン、カフェ、ファミレス、コンビニなど、全国5万5千店以上で利用可能な食事券を企業が利用可能な上限を定めて社員に配布することができる。
導入実績は2,000社を超え、15万人以上が利用するサービスとなっており、その利用率は99%以上にのぼる。
新たに提供を開始した「チケットレストラン タッチ」は、カードをタッチするだけで利用できる電子食事カード。これまでは冊子としてまとめられた紙のチケットを必要な金額分切り取って利用する形だったが、電子カードになることにより、携帯しやすくなるだけでなく、利用する際の手間もかなり軽減される。
NTTドコモの「ID」を活用
カードは、NTTドコモの「iD」端末にタッチすることで利用可能。サービス開始時は「セブン-イレブン」「ローソン/ナチュラルローソン」「ポプラ/生活彩家」などのコンビニから、牛丼チェーン店「すき家」やコロワイドグルー
プが展開する「北海道」「ラパウザ」などの3万店以上で対応する。
また、新たに利用者向けのポータルサイトを開設したほか、iPhoneとAndroidアプリも近日提供する予定。GPS機能を使った加盟店検索や、カード利用可能残高や利用履歴の確認、紛失・盗難時の利用停止などがアプリから行えるようになる。
企業は月々の食事補助金額がポータルから発注でき、自動的にカードへチャージされるようになるため、毎月社員への配布が必要な食事券に比べて、管理作業が大幅に削減できる。加盟店にとっても、自動的な精算が可能となり、食事券の集計や送付作業などの手間がなくなるメリットがある。企業だけでなく、従業員・加盟店の双方にとっても利便性が高まることが期待でき、今後も利用拡大が見込めそうだ。
チケットレストラン
http://ticketrestaurant.jp/