Amazon.co.jpは、他のサイトでもAmazonのアカウントでログインして決済できるサービス「Amazonログイン&ペイメント」において、ECサイトのソリューションプロバイダーやデベロッパーを公式に認定する「グローバルパートナープログラム」を4月4日から開始した。
認定されることでAmazonから営業・技術・マーケティングの面での支援を無料で受けられる。
フューチャーショップやecbeingをプレミアパートナーとして認定
「Amazonログイン&ペイメント」は2015年5月に開始。自社ECサイトに導入することで、訪問者がAmazonアカウントで新規会員登録やログインが可能になるほか、Amazonに登録している配送先やクレジットカード情報を利用して購入手続きを行うことができるサービスだ。
今回パートナー制度を「Amazonログイン&ペイメント」の信頼性や利便性をより広く訴求することを目的に導入する。
公式パートナーには「プレミアパートナー」「サーティファイドパートナー」「サーティファイドデベロッパー」の3つのカテゴリーがあり、「Amazonログイン&ペイメント」の導入実績をもとにAmazonが招待制で認定するもの。日本、アメリカ、ドイツ、イギリスの4ヵ国で開始した。
認定されることで、顧客対応やプランニングのサポート、技術的な情報提供やトレーニング、ウェブサイトへのロゴ掲載、「グローバルパートナープログラム」のロゴ使用の許可が得られるほか、共同マーケティング活動への参加資格などが得られる。
今回のプログラム開始に合わせ、プレミアパートナーとして「FutureShop2」を提供するフューチャーショップ、「ecbeing」を提供するecbeing、コンサルティング事業を展開するビービーエフの3社が認定されたほか、サーティファイドパートナーには、メイクショップやNHN テコラスなど8社が認定されている。
「FutureShop2」は2015年9月から「Amazonログイン&ペイメント」の対応を開始しているが、7ヶ月経過した時点で400社が導入しており、国内における「Amazonログイン&ペイメント」の導入を牽引している状況だ。
導入店舗のうち300店舗を無作為に抽出して調査したところ、初回購入と同時に会員登録を行った利用客のうち「Amazonログイン&ペイメント」の利用率は平均37.53%で、新規購入者のうち3人に1人が「Amazonログイン&ペイメント」を選択したとのことで、影響の高さが伺える。
グローバルパートナープログラム
https://payments.amazon.co.jp/merchant/global-partner-program