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ファミリーマートと日本郵政が業務提携 ー 配送サービスで連携強化

ファミリーマートと日本郵政は、業務提携について合意したことを4月5日発表した。訪日観光客が買い物した荷物を母国で受け取れる配送サービスや、ファミリーマート店舗に宅配ロッカーの設置を進めるなど連携を強化する。
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国内で預けた荷物を海外で受け取れるサービスを提供

今回の業務提携により、ファミリーマート店舗を窓口とした訪日観光客向けの配送サービスを新たにはじめる。訪日外国人が日本で購入したものを母国で受け取れるようにするサービスで、国内のファミリーマート店舗が窓口となり、日本郵便が配送、台湾やタイを中心にアジアで展開する海外の店舗で受け取れるようにする。
また、日本郵便が展開する宅配ロッカー「はこぽす」のファミリーマートへの設置を進めるほか、関東の約500店舗で設置しているゆうちょATMを、来年中に最大4,000店で設置する計画だ。
ファミリーマートは、2015年10月にも日本郵便の取扱荷物を受け取れるサービスの提供を開始している。今回の業務提携により連携を一気に強化する狙いだ。
日本郵政代表のの長門氏は「一段階高い提携関係に格上げして、両社の企業価値を高めたい」とコメントしている。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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