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楽天、ドローン開発の千葉大発ベンチャーに出資 ー 5月からゴルフ場で配送サービス

楽天がドローンを開発するベンチャーに出資した。東京大学エッジキャピタル(UTEC)と楽天は、産業用ドローンを開発する千葉大学発のベンチャー企業、自律制御システム研究所(ACSL)に総額7.2億円を出資したことを発表した。
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5月からゴルフ場で配送サービスを提供

ACSLは、1998年から千葉大学の野波特別教授の研究室で培った技術をもとに、産業用ドローンの研究開発・製造・販売・ソリューションを手がける大学発のベンチャー。設立は2013年11月。
現在多くの自立飛行型ドローンがGPSに頼って飛行しているのに対し、ACSLが開発するドローンはGPSが使えない場所でもSLAM(Simultaneous Localization and mapping)を活用して自立飛行を可能にしているという。
楽天は千葉県御宿町のゴルフ場で5月からドローンを使った配送サービスをはじめる予定で、スマートフォンで飲み物やゴルフボールなどを注文でき、ドローンが届けてくれるサービスを提供する想定とのことだ。詳細については後日改めて発表される。
将来的にはドローンが庭先やベランダまで商品を運んでくれるようなサービスを展開することも視野に入れている。


自律制御システム研究所
http://ja.acsl.co.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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