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Makuake、プロジェクト終了後に製品を販売可能に

サイバーエージェント・クラウドファンディングが展開するクラウドファンディングサービス「Makuake」は、過去に資金調達が成立したプロジェクトが製品化された商品を販売できるEC機能「Makuake STORE」の提供を3月8日から開始した。
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製品化の際にプロジェクトページで販売可能に

「Makuake STORE」は、「Makuake」で過去に資金調達が成立したプロジェクトのみが利用できるEC機能。これによりプロジェクト終了後に製品化した際に、プロジェクトページにて商品を販売することが可能になった。
販売するにあたり、月額費用は当面無料で提供し、商品が売れた場合にのみ手数料が発生する形となる。手数料率に関しては、現在販売者のみに案内されているとのことだ。
これまでクラウドファンディングでは、製品化後に自社サイトで販売するか、モールに出品するかなどが考えられたが、増産体制に入る前に「Makuake」で販売することで改めてニーズを探ることも可能になる。
クラウドファンディングで使用した管理画面から商品を登録することができ、販売する際に在庫数も設定か可能。在庫数がなくなりそうな場合は、販売者に通知される仕組みになっているとのこと。
今後はクラウドファンディングプロジェクト向けに提供しているアナリティクス機能をEC機能でも確認できるようにしていく予定だ。
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「Makuake」では終了したプロジェクトにもアクセスが集まっており、「製品化した商品を購入したい」という声も多かったことから、今回EC機能を提供することにした。
プロジェクト実施中に様子見した場合や、プロジェクト終了後に知った場合など、気になっている商品はあるものおん、どこでいつ頃から買えるかわからないということはよくあることだ。プロジェクトページで販売してくれれば、この辺りの接点を持ちやすくなる。
3月8日時点では17種類の商品が販売されており、「ショッピング一覧」から確認することができる。現在「Makuake Store」でしか手に入らない商品も多数販売されているとのことだ。
2016年6月末までに100社の販売を目指すとしている。


販売中の商品一覧
https://www.makuake.com/discover/projects/shopping/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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