楽天は、売りたいファッションアイテムをスマホで撮るだけで複数の店舗から査定してもらえるスマートフォンアプリ「楽天買取」の提供を1月13日から開始した。
写真を複数枚撮影するだけで査定依頼が可能
「楽天買取」アプリは、売りたい商品の写真を数枚撮影して査定を依頼すると、複数のプロのショップから査定してもらえるサービス。査定をするのは、楽天が運営する「中古市場」で買取を行っている店舗となる。
「バッグ・小物・ブランド雑貨」「腕時計」「レディスファッション」「メンズファッション」の4ジャンルの中古品が対象。査定はもちろん買取成約時にも手数料はかからない。
査定の申し込みは、商品の全体写真やブランドタグ、ケアタグなどの写真を数枚撮影して、ブランド名と査定を待つ期限を入力するだけで完了する。期限は3日から14日まで指定できる。
より精度の高い査定を希望する場合に、商品の品番や状態、購入時期などを入力することもできる。
商品説明文や採寸の入力は不要にした。
査定に納得したら買取の申し込みをしたうえで、商品を梱包して送ることで買い取ってもらうことができる。買取申し込み後に買取キットを送ってくれるショップもあるが、そこは店舗ごとに異なるとのことだ。
売却代金の1%が楽天スーパーポイントとして付与される。
楽天は、フリマアプリやオークションよりも簡単にモノを売れることをアピールしているが、確かに「気軽にプロに買ってもらえる」というポイントで考えれば、現行のサービスをより洗練させる余地があり、ニーズも結構あるのかもしれない。新たな選択肢としてユーザーに受け入れられるかに注目だ。