Amazon.co.jpは、オリックス自動車株式会社のAmazonマーケットプレイスへの出品により、カーリースの取扱いを「ORIX カーリース・オンライン店」にて12月18日より開始した。Amazonで国産新車の取扱いは初となる。
新車のリース契約も1-Clickで
オリックス自動車がAmazonで展開するのは、新車が対象の個人向けカーリース「いまのりナイン」と、中古車が対象の「ワンプライス中古車リース」の2つのプラン。
トヨタ・ホンダ・日産・マツダ・スズキ・ダイハツから好きな車種を選び、リースの申込みをウェブ上のみで行うことができる。
契約する際の流れとしては、まず希望する車種をカートに入れて決済に進むと、頭金として2万円の決済がAmazonによって行われる。次にオリックス自動車の審査フォーム入力へと進み、審査後、同社から電話にて契約内容の確認が行われる。
契約成立後は、必要な手続きを経て、指定住所に納車される形となる。
リースの仕組みを少し紹介すると、「いまのりナイン」は、9年間のリース契約をするもので、月額1万円台からリース可能。7年経過以降は乗り換えか返却が選択できるほか、契約満了後は無償で車をもらうことができる。
また、税金や諸費用もリース料に含まれるほか、契約期間中の車検が無料で半年毎のオイル交換が可能なクーポンの発行もある。
サービス開始を記念して、すべての契約者に1年分のAmazonポイントをプレゼントするキャンペーンを実施するほか、中古車リース限定でカーナビもつける。
Amazonは、2014年6月にネクステージの出品により中古車、2015年4月にはBMWの出品により新車の取扱いを開始するなど、立て続けに車の取扱いを開始している。
新車に関しては、オプションの付与などによるカスタマイズを検討する人も多いと思うが、カラーを選んでカートに入れるだけという簡単さ(しかも1-Clickにも対応している)が、どれだけ受け入れられるのかは、想像がつかないところだ。
ORIX カーリース・オンライン店
http://www.amazon.co.jp/orix-auto