スタイラー株式会社は、ファッショアイテムを探すユーザーとアパレルショップの店員をつなげるサービス「STYLER(スタイラー)」のiPhoneアプリの提供を12月10日より開始した。
欲しい服のイメージを投稿するとショップが提案してくれる
「STYLER」は、欲しい服のイメージを投稿することで、ショップから内容に応じたアイテムを提案してもらうことができるサービス。例えば、「春先に着られるネイビーのジャケットが欲しい」と投稿すると、それにあった服をショップが提案してくれるというわけだ。自分の投稿だけでなく、他のユーザーへの提案も確認することができる。
提案の中で気になるアイテムがあれば、ショップに訪問して購入することができるほか、オンラインストアの商品ページを紹介してもらえることもあり、そのまま購入することも可能だ。
質問したいことがあれば、ショップとクローズドなメッセージでやりとりすることもできる。気に入ったショップがあれば、フォローすることも可能だ。
iPhoneアプリでは投稿をフォローできる「Watch」機能や通知機能が新たに追加されている。
2015年7月からベータ版として提供を開始し、アクセスベースのユニークユーザー数は累計で2万人を超えている。会員登録数に関しても「良い水準」とのことだが、今回は非公開とのことだ。
参加店舗は、関東が中心だが、大阪、名古屋の店舗も参加しているとのことだ。
店舗からの反響として「5分、10分の出手待ち時間を利用できる。」「ユーザーの購買単価が高い」「遠方の顧客を獲得できる」といった声が多かったという。
欲しい服を探す際の、新たな選択肢となるのか、今後に注目だ。