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ローソン、イオンの電子マネー「WAON」を12月から導入

株式会社ローソンとイオン株式会社は、全国のローソン店舗にて、イオンの電子マネー「WAON(ワオン)」での店頭決済および現金チャージのサービスを12月15日から開始することを発表した。
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電子マネー決済シェアの半数近くを握る「WAON」を導入

ローソンは12月15日から、ナチュラルローソン、ローソンストア100を含む全国1万2,170店舗で「WAON」導入する。これにより「WAON」が利用できる箇所は約24万箇所まで広がる。「WAON」の累計発行枚数は2015年9月末時点で5,250万枚。
日銀によると、電子マネーの年間決済金額は2014年に4兆140億円(乗車や乗車券購入は含まない)に達しており、毎年30%近い成長をみせている。「WAON」の2014年の年間決済金額は1兆9,300億円となっているため、およそ半分の割合を占めることになる。
一方セブン&アイが提供し、セブン-イレブンに導入されている「nanaco」に関しても決済件数(月間1億6,500万件)から推計すると同規模であることが考えられるため、この2つの電子マネーが圧倒的なシェアを持っている状況だ。
「nanaco」の累計発行枚数は2015年8月末時点で4,198万枚、導入店舗数は18万5,900店舗となっている。
なお、ローソンはプリペイド機能付きPontaカード「おさいふPonta」の提供も11月3日から開始している。

※プリペイド方式のうちIC型の電子マネーが対象。8社から提供されたデータを集計(楽天Edy、SUGOCA、ICOCA、PASMO、Suica、Kitaca、WAON、nanaco)。交通系については、乗車や乗車券購入に利用されたものは含めていない。

ローソン
http://www.lawson.co.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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