日本郵政グループの日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険の3社は11月4日、東京証券取引所第一部にそれぞれ新規上場した。
それぞれ終値が売出価格を上回り、3社の時価総額の合計は17兆円を超えた。
上場記念セレモニーでの様子(東京証券取引所より)
3社の時価総額は17兆円を超える規模に
初日の終値は、日本郵政が1,760円(売出価格1,400円)、ゆうちょが1,671円(売出価格1,450円)、かんぽ生命保険が3,430円(売出価格2,200円)とそれぞれ売出価格を大幅に上回った。
時価総額は、日本郵政が7兆9,200億円、ゆうちょ銀行が7兆5,195億円、かんぽ生命保険が2兆580億円となり、3社の時価総額の合計は17兆円を超えた。
また、東証一部の時価総額ランキングでは日本郵政が7位、ゆうちょ銀行が9位となっており、3社の合計では時価総額1位のトヨタ(約25兆円)に次ぐ規模となる。