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日本郵便、受取ロッカー「はこぽす」の試験運用を延長 ー 楽天市場以外にも展開へ

日本郵便株式会社は、10月末までを予定していたゆうパックの受取ロッカーサービス「はこぽす」の試験運用を11月以降も継続することを発表した。
また、これまで「楽天市場」のみで利用できるサービスだったが、11月以降は他のサイトにも展開することを明らかにした。
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郵便局のロッカーで24時間受け取れるサービス

「はこぽす」は、ECサイトで購入した商品の受取場所として、郵便局に設置されたロッカーを指定できるサービス。一部を除き24時間好きなタイミングで受取ることができる。現在は東京23区を中心に24ヶ所(2015年11月時点)に設置されている。
荷物の大きさが3辺計100cm以内・重さ30kg以内であることが条件で、代金引換、冷蔵・冷凍、着払などの付加サービスは利用できない。
利用する際には、商品を購入する際の配送方法として「はこぱす」を指定して購入し、郵便局に荷物が届いた際に「はこぽす」の扉を開錠するための認証番号が電子メールで届く。
購入者は、認証番号をタッチパネルで入力して開錠し、荷物を受取ることができる。3日以内に受け取らなかった場合は、送り主に返送される。
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受取ロッカーサービスに関しては、 国土交通省が取り組んでいる再配達の削減につながる取り組みとして注目される分野だ。継続は発表されたが、エリアの拡大などは言及されていないため、まだ様子見といったところだろうか。
今後は、「楽天市場」以外でもサービスが展開される予定だが、どの程度対応する通販サイトが登場するのか注目だ。


はこぽす
http://www.post.japanpost.jp/service/hakopost/index.html

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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