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ヤフーと電通、モノの売買を通じて支援するクラウドファンディング「reU funding」を開始

ヤフー株式会社と株式会社電通は、「ヤフオク!」と「電通ソーシャル・デザイン・エンジン」の共同企画として、リユースを通じて人の夢や未来を応援する新しい仕組みのクラウドファンディングサービス「reU funding(リユー ファンディング)」を11月4日から開始することを発表した。
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モノの売買を通じてプロジェクトを支援

「reU funding」は、プロジェクトの賛同者が「ヤフオク!」を通じて、使わなくなったモノを売ったり、プロジェクト実行者の大切にしてきたモノなどを買ったりすることによって生まれたお金で、賛同するプロジェクトを支援できるサービス。
リユースによる循環を生み出しつつ、プロジェクト実行者の支援が行われる新しい形のクラウドファンディングサービスとなっている。
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プロジェクト第1弾として、建替えのために2015年8月末に本館を閉じたホテルオークラ東京がプロジェクト実行者となる。困難な立場にあるこどもたちにオーケストラ教育を行っている団体「エル・システマジャパン」への支援を目的に、旧本館の客室やレストランにて使用していたテーブルセットやソファーといった家具など300点以上を出品する。
これまでもチャリティーを目的とした「ヤフオク!」での販売は行われてきたが、プロジェクト形式にすることで目的が明確となり、より多くの支援者を集めることに繋がりそうだ。直接的にお金を支援するのではなく、モノで支援する取り組みはモノが溢れがちな現代において最適な仕組みとなるかもしれない。


reU funding(リユー ファンディング)
http://reu.auctions.yahoo.co.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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