株式会社セブン&アイ・ホールディングスは、米ユニークソリューションズデザイン社が展開する3D技術で身体サイズを測定する「Meality(ミアリティ)」を、傘下のイトーヨーカドーとそごう・西武店舗に期間限定で導入したことを発表した。日本では初導入になるとのことだ。
10秒間で全身20万ヶ所のサイズを測定
「Meality」は、店舗に設置された測定用のブースに着衣のまま入ると、約10秒間で全身20万ヶ所のサイズを測定し、売場にあるピッタリサイズの服を紹介してくれるサービス。
まずは、そごう横浜店に10月24日~11月11日まで、イトーヨーカドー木場店には10月17日~11月10 日の期間で利用することができる。
来年には、タブレット端末に身体の4ヶ所のサイズを入れるだけで、蓄積した数億人の身体サイズのデータを基にピッタリサイズの服をおすすめするサービスを提供するほか、次世代3D身体サイズスキャニング技術を用いた携帯型スキャナーで身体サイズを測定する仕組みも取り入れる予定だ。
この仕組みは、11月1日にグランドオープンする「omni7(オムニセブン)」と連携し、ネット通販で服を購入する際のサイズによる不安を解消することを目指す。
2年前に作成された古いものだが「Meality」を紹介する動画だ。
ブランドごとにサイズ感の違いがあることから、自分にピッタリのサイズの服を買うのは、ネット通販ならずとも頭を悩ませる人は多いのではないだろうか。測定する場を全国各地に展開できるセブン&アイグループの取り組みということで、どのような反響が得られるのか注目したい。
なお、ユニークソリューションズデザイン社が発行するMeIDは、フィットネス・保険・人間工学・ゲームなどの様々な分野で応用されているとのことだ。
Meality(ミアリティ)
http://www.me-ality.com/