CCCマーケティング株式会社とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、東京大学大学院 経済学研究科の渡辺努研究室との共同プロジェクトである、Tポイントのデータを活用した新たな物価指数「T-POINT Price Index(TPI=Tポイント物価指数)」において、日次でのデータ更新を開始したほか、対象データに「コンビニエンスストア」と「外食チェーン」を新たに追加したことを発表した。
「TPI」は、5,500万人以上が利用するTポイントカードの提携先各社から集約された購買データに、東大方式のウェイトを算出・適用した前年同月比を物価指数として作成するもの。
これまで集計対象としていた「スーパーマーケット」「ドラックストア」に加え、新たに「コンビニエンスストア」と「外食チェーン」を追加したことにより、対象とする商品数は11万点、品目は580品目のうち191品目となった。
総務省が発表する消費者物価指数を100とした場合、TPIのカバレッジは23.4%になるという。
現在は、日次指数や月次指数が自由に閲覧できるようになっており、業種や性別ごとのデータを見ることができる。今後は品目ごとの指数作成も検討していくとのことだ。
T-POINT Price Index
http://www.cccmk.co.jp/tpi/