ヤフー、「ご当地eコマース革命」を推進!全国の特産品や名産品を販売開始

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ヤフー株式会社は1月15日、eコマース事業においてご当地のeコマースを推進するべく全国の自治体などと連携し、全国の特産品や名産品などの販売する「ジャパン エスジー 特選STORE」をYahoo!ショッピング内に公開した。
将来的には自治体特集ページを展開し、お歳暮やお中元の際に参考になるような情報提供も行う。

今回の「ご当地eコマース革命」を推進するにあたり、武雄市の樋渡市長が発起人となり展開している「JAPAN satisfaction guaranteed」と連携することで、当初から18自治体がYahoo!ショッピングに直接出店する形を実現した。

JAPAN satisfaction guaranteedは、日本各地の「いいもの」を厳選して販売する「自治体運営型通信販売サービス」として展開しているサービスで、2011年11月7日武雄市がFB良品TAKEO(現 TAKEOsg)をオープンさせたことがきっかけとなって始まったサービス。
各地の自治体が核となり「地域の良いもの」を掘り起こし、それを全国に向けて発信し、地域所得の向上を目指しており、ヤフーと連携することでプロジェクトが加速することを狙う。
ちなみに、東南アジアを中心に展開しているアパレルブランド「satisfaction guaranteed」代表の佐藤氏がこのプロジェクトに参画した経緯でいまの名称となっている。

自治体がキュレーターとなって名品を販売

自治体が直接運営することで、自治体自らがキュレーターとなって、各地の選りすぐりの品を販売するのが「ジャパン エスジー 特選STORE」の特徴。スタート時点では、陸前高田市(岩手県)、南砺市(富山県)、松阪市(三重県)、武雄市(佐賀県)など18の自治体が参加し、各地方選りすぐりの品約50点を「Yahoo!ショッピング」を通じて販売する。
今後は、美瑛町(北海道)、石巻市(宮城県)、大阪府などの参加も決定しており、将来的には1719市町村すべての自治体に出店してもらうことを目指す。

また、「Yahoo!ショッピング」は、eコマースの魅力を全国に伝えるため、これまで東京を中心に主要都市でのみ開催していた「Yahoo!ショッピング 出店セミナー」を全国規模に拡大、今年度中に1700カ所で開催する予定。各地を担当者が直接廻るツアーを本格的に展開する。

1月15日、Yahoo!ショッピングと全国地方自治体の取り組みに関する記者会見をUSTREAMで配信した。その模様を下記で視聴することができる。記者会見の中では、Yahoo!ショッピングの「eコマース革命」を発表した10月7日から12月31日までに約7万件の新規出店希望者があったことを明らかにした。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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