セブン&アイ・ホールディングスは、グループの通販サイトを統合し、リアル店舗との連携を強化する新たな通販サイト「omni7(オムニセブン)」を11月1日にオープンすることを発表した。
セブン&アイグループの通販を統合し、リアル店舗との連携も強化
「omni7」は、これまで別々の通販サイトとして提供してきたセブン&アイグループの通販サイトを横断して利用できるようにし、ネットとリアルを融合させるオムニチャネルを推進させることを目指す新たな通販サイト。
今回対象となる企業は、セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武、ロフト、赤ちゃん本舗、セブンネットショッピング、セブン&アイ・フードシステムズ、セブンカルチャーネットワークの8社の通販サイトで、コンビニエンスストアや百貨店、スーパー、専門店などのあらゆる業態の商品を約180万品目揃える。
新たなサービスとして、「omni7」で購入した商品をセブン‐イレブン店舗で返品・返金できるサービスや、注文したその日に店舗で受け取れる「お急ぎ受取りサービス」を関東の約7,000店で提供するなど、リアル店舗を活用したサービスを充実させる。
また、店舗にタブレット型の専用端末を設置し、店舗にない商品の注文や宅配時の御用聞きなども行う。まずは6,000店を対象にサービスを提供し、2016年6月までに全店で導入する予定だ。2016年8月には決済機能も設ける予定だ。
セブン&アイ・ホールディングスの2014年度の通販の売上は約1,600億円だったが、「omni7」では2018年度までに約600万品目を揃え1兆円の売上を目指す。
omni7(オムニセブン)
http://www.omni7.jp/