ZOZOとSTORES.jpの共同事業「ZOZOMARKET」が本日オープン

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ZOZOTOWNを運営する株式会社スタートトゥデイと、STORES.jpを運営する株式会社ブラケットは、すべてのクリエイターや、アパレルブランド、アパレルショップが出品できる「ZOZOMARKET(ゾゾマーケット)」を2014年1月15日にオープンした。PCとスマートフォンに対応し、約3万点のアイテムを取り揃えた。

ZOZOMARKETに掲載されている商品はすべてSTORES.JPの出店者が販売している商品。事前出店登録受付を2013年12月2日に開始して以来、STORES.jpのストア数が新規で約1万店増加するほどの反響が得られたという。(現在STORES.JPの店舗数は約6万店舗)
商品を出品する場合は、まずSTORES.jpにてオンラインストアを開設し、プロモーション機能のスイッチをオンにすることで、自動的にZOZOMARKETに商品が露出され、販売ができる状態となる。

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サービス利用料は販売額の10%で、出品にはZOZOMARKETが定める規定に沿った審査がある。
ZOZOMARKETはZOZOTOWNやZOZOUSEDと共通したデザインで、右メニューからそれぞれのモールに移動できるようになっている。

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ZOZOMARKETにはそれぞれの商品の詳細ページまでが掲載されており、実際に購入する段階でSTORES.JP内のショップに移動する形となる。

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「カートを入れる」をクリックすると、確認画面が表示される。

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「はい」をクリックすると、STORES.JP内のショップのカート画面にそのまま遷移する。ZOZOMARKET以外の商品や他のストアの商品を一緒に購入することはできない。

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ZOZOMARKETはZOZOTOWNではカバーしきれなかった、アパレル商品を制作するクリエイターやアパレルブランド、全国のアパレルショップなど、個人・法人、規模を問わず商品を出品できる、開かれたオンラインマーケットとして誕生する。
将来的にはZOZOMARKETで人気のクリエイターや、ブランド、ショップに対して、ZOZOTOWNへの出店交渉をすることも考えているという。

ZOZOMARKETのオープンにより、STORES.JPで商品を販売している店舗にとっては露出が一気に高まることが期待でき、利用者にとってもSTORES.JPで販売されている商品を横断的に見ることができるようになる。現状は商品の購入はSTORES.JP内の店舗ごとに別々に必要になる形だ。横断して購入ができるようになると利便性はさらに高まる。商品の発送の一元化なども含め、今後の展開にも期待したいところだ。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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