日本郵政株式会社は、日本郵政グループ3社(日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険)が東京証券取引所に新規上場承認されたことを発表した。上場予定日は2015年11月4日。市場区分は未定。
売出総額は想定で1兆3,000万円超
売出株式数は、日本郵政が4億9,500万株で、ゆうちょ銀行が4億1,244万2,300株、かんぽ生命保険が6,600万株。売出価格は現時点では未定だが、ゆうちょ銀行・かんぽ生命は10月19日、日本郵政は10月26日に決定する。
ロイターなど複数のメディアが伝えたところでは、現時点での想定価格は日本郵政1,350円、ゆうちょ銀行1,400円、かんぽ生命保険2,150円とのことだ。これを元に計算すると売出総額は約1兆3,876万円となる。
日本郵政グループは、日本郵政株式会社を親会社として日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険をはじめとした26社を子会社として持つ。郵便・
物流事業、金融窓口事業、銀行業、生命保険業などを主な業務としている。
2015年3月期の営業収益は、日本郵政が2兆8,191億4,400万円、ゆうちょ銀行が2兆781億7,900万円、かんぽ生命保険が5兆9,567億1,600万円。純利益は、日本郵政が154億2,300万円、ゆうちょ銀行が3,694億3,400万円、かんぽ生命保険が817億5,800万円だった。