メルカリ、匿名配送サービスを開始 ー お互いの氏名や住所を伝えずに取引が可能に

株式会社メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」でヤマト運輸と連携して提供するサービス「らくらくメルカリ便」において、匿名配送機能とメルカリ独自の補償サービス「あんしんメルカリケア」の提供を開始した。
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お互いの氏名や住所を伝えずに取引が可能に

「らくらくメルカリ便」は、割安な全国一律料金でヤマト運輸が提供する「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」が利用できるサービスで、配送時に出品者がヤマト運輸直営店に持ちこむ必要があるが、送り状の手書きが不要になるメリットもある。
新たにはじめた「匿名配送機能」は、出品者と購入者が自分の名前や住所を伝えなくても取引ができるサービス。通常フリマアプリで取引を行うと、配送時にお互いの氏名や住所が必要になるため、不安視される面があるが、これを不要にして安心して取引できるようにする。
こちらは公募による一部対象者のみの試験運用としており、今後の展開については随時検討していくとのことだ。
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独自の補償サービス「あんしんメルカリケア」は、配送時のトラブルにより商品紛失・破損等が発生した際にメルカリが商品代金を全額補償するほか、模倣品を(偽ブランド品)を購入してしまった際のユーザーサポートと補償を行うもの。
「匿名配送機能」および「あんしんメルカリケア」は、「らくらくメルカリ便」の利用者が対象となる。
メルカリは、現在のカスタマーサポート体制が100名を超えており、問合せに対して24時間以内に対応しているとのことだ。
今回の発表にあわせ「あんしん・あんぜん宣言」の取り組みをまとめたページを公開している。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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